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この出会いは…
第10章 乗り越えたいモノ
「ほっ、んとにっ…やめっ、て……」
一ノ瀬さんにしがみついている両手でさえ、震えてきた。
ホントにホントに、もう変になるっ!
『続きを教えて』と自分で言ったくせに、この感覚を知るのが怖くなっている。
この感覚は受け入れちゃいけない!
私の本能がそう警鐘を鳴らしている。
受け入れたら、私は…
私じゃなくなる気がするっ……!!
「知花…」
なっ、な…まえっ!!
なんでっ、今…っ
「ど、してっ……あっ、あぁっ!」
耳元で名前を呼ばれ、そのまま耳の裏側をペロッと舐められた。
迫ってくる"何か"に必死に抵抗して、目を瞑って堪えていた。
でも、そんな私の意地は呆気なく潰される。
一ノ瀬さんが中指の刺激はそのままに、親指で膨らんだ突起を弾いたから。
「ふふっ…かわいい…」
「きゃっ…あっ、んあっ、やっ…―――っ!!!」
ナカも外も、耳までも同時に刺激されて、身体が制御不能になって。
痙攣の震動で頭までクラクラして。
抵抗なんて出来ずに、無防備なまま、大きな波に飲み込まれてしまった。
その瞬間、瞼の裏に閃光が走って、身体中が感電したようにバチバチ、ぞくぞくして、何度か身体が跳ねた。
声にもならない瞬間。
叫んで身体の熱を放出できたらまだ辛くないのに、それすら出来ない。
言葉が喉に張り付いて苦しい。
視界が滲んできた時、ぼんやりと一ノ瀬さんの顔が映り込んで来た。
でも、強烈な快感に身体がふわふわして動けない。
あぁ…、
"イく"っていうのは、こういう事…なんだ…
ぼーっとする頭でそんな事を考えて、目を閉じると、私はそのまま真っ暗な闇の中に落ちた――。
一ノ瀬さんにしがみついている両手でさえ、震えてきた。
ホントにホントに、もう変になるっ!
『続きを教えて』と自分で言ったくせに、この感覚を知るのが怖くなっている。
この感覚は受け入れちゃいけない!
私の本能がそう警鐘を鳴らしている。
受け入れたら、私は…
私じゃなくなる気がするっ……!!
「知花…」
なっ、な…まえっ!!
なんでっ、今…っ
「ど、してっ……あっ、あぁっ!」
耳元で名前を呼ばれ、そのまま耳の裏側をペロッと舐められた。
迫ってくる"何か"に必死に抵抗して、目を瞑って堪えていた。
でも、そんな私の意地は呆気なく潰される。
一ノ瀬さんが中指の刺激はそのままに、親指で膨らんだ突起を弾いたから。
「ふふっ…かわいい…」
「きゃっ…あっ、んあっ、やっ…―――っ!!!」
ナカも外も、耳までも同時に刺激されて、身体が制御不能になって。
痙攣の震動で頭までクラクラして。
抵抗なんて出来ずに、無防備なまま、大きな波に飲み込まれてしまった。
その瞬間、瞼の裏に閃光が走って、身体中が感電したようにバチバチ、ぞくぞくして、何度か身体が跳ねた。
声にもならない瞬間。
叫んで身体の熱を放出できたらまだ辛くないのに、それすら出来ない。
言葉が喉に張り付いて苦しい。
視界が滲んできた時、ぼんやりと一ノ瀬さんの顔が映り込んで来た。
でも、強烈な快感に身体がふわふわして動けない。
あぁ…、
"イく"っていうのは、こういう事…なんだ…
ぼーっとする頭でそんな事を考えて、目を閉じると、私はそのまま真っ暗な闇の中に落ちた――。