この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第10章 乗り越えたいモノ
祐side↓

知花ちゃんのナカが、俺の指を何度かきゅうきゅうと締め付けたと同時に、身体をガクガクと仰け反らせて果てた。
横を向いたままくたりと脱力したが、まだ微かにナカの痙攣が続いている。

「知花ちゃん…?」

頭を撫でて、顔を覗き込もうとして、気が付いた。
知花ちゃんが俺の動作に反応する様子も、息を荒くして恥ずかしがる様子もない。
頭を撫でている手を耳や頬に滑らせても、小さな反応をするだけで、眠った様に動かない。

意識、飛んだ…?

しまった、やり過ぎた、か。
俺が与える刺激に、いやいやと首を振りながら堪えていた姿を思い出して、背中がスッと冷えていく。
怖がらせたかもしれない。
知花ちゃんが強く拒否して来なかったのをいいことに、俺の感情のままにしてしまった。
身体の中心に集まった熱い滾りを押さえられなかった。

二度の絶頂は、知花ちゃんにとっては強烈過ぎたのかもしれない。
一度ならまだしも、休みなく連続で追いやってしまった。
いきなり未知の感覚を植え付けられたんだ。
もしかしたら…拷問に近かったかもしれない。
怖かった…よな?
もう少し優しく出来たはずだ…
未だに動かない知花ちゃんを後ろから抱き締めて、うなじにキスを落とす。
規則正しい寝息が聞こえてきて、胸が締め付けられる。

思いっきりお預けを喰らった状況ではあるが、そんな事はどうでもよかった。

「知花ちゃん…」

トリートメントの香る髪の毛を鋤くように撫でながら、知花ちゃんの横顔を見ていた。

祐side 終わり
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ