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この出会いは…
第10章 乗り越えたいモノ
祐side↓
知花ちゃんのナカが、俺の指を何度かきゅうきゅうと締め付けたと同時に、身体をガクガクと仰け反らせて果てた。
横を向いたままくたりと脱力したが、まだ微かにナカの痙攣が続いている。
「知花ちゃん…?」
頭を撫でて、顔を覗き込もうとして、気が付いた。
知花ちゃんが俺の動作に反応する様子も、息を荒くして恥ずかしがる様子もない。
頭を撫でている手を耳や頬に滑らせても、小さな反応をするだけで、眠った様に動かない。
意識、飛んだ…?
しまった、やり過ぎた、か。
俺が与える刺激に、いやいやと首を振りながら堪えていた姿を思い出して、背中がスッと冷えていく。
怖がらせたかもしれない。
知花ちゃんが強く拒否して来なかったのをいいことに、俺の感情のままにしてしまった。
身体の中心に集まった熱い滾りを押さえられなかった。
二度の絶頂は、知花ちゃんにとっては強烈過ぎたのかもしれない。
一度ならまだしも、休みなく連続で追いやってしまった。
いきなり未知の感覚を植え付けられたんだ。
もしかしたら…拷問に近かったかもしれない。
怖かった…よな?
もう少し優しく出来たはずだ…
未だに動かない知花ちゃんを後ろから抱き締めて、うなじにキスを落とす。
規則正しい寝息が聞こえてきて、胸が締め付けられる。
思いっきりお預けを喰らった状況ではあるが、そんな事はどうでもよかった。
「知花ちゃん…」
トリートメントの香る髪の毛を鋤くように撫でながら、知花ちゃんの横顔を見ていた。
祐side 終わり
知花ちゃんのナカが、俺の指を何度かきゅうきゅうと締め付けたと同時に、身体をガクガクと仰け反らせて果てた。
横を向いたままくたりと脱力したが、まだ微かにナカの痙攣が続いている。
「知花ちゃん…?」
頭を撫でて、顔を覗き込もうとして、気が付いた。
知花ちゃんが俺の動作に反応する様子も、息を荒くして恥ずかしがる様子もない。
頭を撫でている手を耳や頬に滑らせても、小さな反応をするだけで、眠った様に動かない。
意識、飛んだ…?
しまった、やり過ぎた、か。
俺が与える刺激に、いやいやと首を振りながら堪えていた姿を思い出して、背中がスッと冷えていく。
怖がらせたかもしれない。
知花ちゃんが強く拒否して来なかったのをいいことに、俺の感情のままにしてしまった。
身体の中心に集まった熱い滾りを押さえられなかった。
二度の絶頂は、知花ちゃんにとっては強烈過ぎたのかもしれない。
一度ならまだしも、休みなく連続で追いやってしまった。
いきなり未知の感覚を植え付けられたんだ。
もしかしたら…拷問に近かったかもしれない。
怖かった…よな?
もう少し優しく出来たはずだ…
未だに動かない知花ちゃんを後ろから抱き締めて、うなじにキスを落とす。
規則正しい寝息が聞こえてきて、胸が締め付けられる。
思いっきりお預けを喰らった状況ではあるが、そんな事はどうでもよかった。
「知花ちゃん…」
トリートメントの香る髪の毛を鋤くように撫でながら、知花ちゃんの横顔を見ていた。
祐side 終わり