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この出会いは…
第10章 乗り越えたいモノ
ガバッ!!!

ハッとして、勢いよく起き上がる。
だって、サイドテーブルに置かれていたのは…
コッ…コンドーム。
しかも、それは未使用の。

「知花ちゃん…?」

後ろで一ノ瀬さんも起き上がったのが分かった。
私の背中に毛布を掛けてくれる。
あ、テンパりすぎて、私、裸見えて、た…!?
そのまま、またぎゅっと抱き締めて、毛布でくるんでくれた。

「いっ、一ノ瀬さん…私、途中で…ごめんなさい…。さ、さ、最後まで、してな…」

後ろから回された腕に顔を埋めて謝る。
私だけっ、してっ、もらって…
途中で、寝た……んだよね…?
さっ、最悪…

「ははは、まぁ、俺のせいでもあるし…ビックリしたけど、知花ちゃんが可愛かったから、いいよ。」

私の頬に顔を寄せて、ちゅっと音を鳴らしてキスをする。

「や、でも……」

「今日はもう疲れたでしょ?水族館行かなくちゃいけないし、早く寝よう。」

腕を引っ張られて一ノ瀬さんと一緒にベッドに横になる。
頭をポンポンしながら微笑まれても、申し訳ない気持ちが消えない。
アレを用意していたんだから、使うつもりだったんだよね?
『限界かも』って言ってたよね…?

「いっ、ちのっ、せさんっ!あの…無理して、ないです、か?」

「……え?」

「…つっ、続き…しま、す…?」

口ごもりながら話し掛けた私の頬を両手で包んだ。
そして、両手で頬を引っ張られた…!
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