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この出会いは…
第11章 繋がる
祐さんのモノが私のナカを少しだけ押し広げた。
その感覚にまた一瞬、息が詰まる。
「知花ちゃん。今から、目を閉じないで。」
深呼吸、深呼吸、と念じながら呼吸を繰り返していると、視線を真っ直ぐ私に向けながら、祐さんがそう言った。
ワケが分からないまま祐さんを見つめていると、顔が近付いてきて、思わず目を瞑った。
「ほら、ダメ。閉じない。」
今度は優しく窘められる。
「え、…うそ……」
ダメ、ってワケが分からない。
どうすればいいの…?
テンパる私を見て微笑んで、両手で頬を包まれた。
「ずっと俺を見てて。俺のことだけ考えてて。」
「んんっ……!?」
うそ…でしょ……
目、開けたままキス…してる。
ずっと見ててって、こういう事っ?
「ふふっ。そう、こういう事。」
私の考えている事をお見通しかのように、笑ってそんな事を言う。
それから、ちゅっ、ちゅっ、とリップ音を響かせながら、角度を変えて何度もキスを繰り返した。
同時に、ものすごい近い距離で目が合う。
祐さんも目を閉じずに、私から視線を外さない。
「ふぁっ、んっ……―――ん、ふぅっ!?」
空気を求めて開いた唇の隙間から、祐さんの舌が滑り込んできた。
もちろん、視線を絡ませたままで。
うそっ、うそ!?
こんなの、むりっ…
目を閉じないだけで、こんなに恥ずかしいの?
こんなに恥ずかしさを逃がせないの?
「んっ、はぁっ、あ、んんっ―――…」
だんだんとふわふわし始めるこの感覚も…
こんなに逃がせないものなの?
その感覚にまた一瞬、息が詰まる。
「知花ちゃん。今から、目を閉じないで。」
深呼吸、深呼吸、と念じながら呼吸を繰り返していると、視線を真っ直ぐ私に向けながら、祐さんがそう言った。
ワケが分からないまま祐さんを見つめていると、顔が近付いてきて、思わず目を瞑った。
「ほら、ダメ。閉じない。」
今度は優しく窘められる。
「え、…うそ……」
ダメ、ってワケが分からない。
どうすればいいの…?
テンパる私を見て微笑んで、両手で頬を包まれた。
「ずっと俺を見てて。俺のことだけ考えてて。」
「んんっ……!?」
うそ…でしょ……
目、開けたままキス…してる。
ずっと見ててって、こういう事っ?
「ふふっ。そう、こういう事。」
私の考えている事をお見通しかのように、笑ってそんな事を言う。
それから、ちゅっ、ちゅっ、とリップ音を響かせながら、角度を変えて何度もキスを繰り返した。
同時に、ものすごい近い距離で目が合う。
祐さんも目を閉じずに、私から視線を外さない。
「ふぁっ、んっ……―――ん、ふぅっ!?」
空気を求めて開いた唇の隙間から、祐さんの舌が滑り込んできた。
もちろん、視線を絡ませたままで。
うそっ、うそ!?
こんなの、むりっ…
目を閉じないだけで、こんなに恥ずかしいの?
こんなに恥ずかしさを逃がせないの?
「んっ、はぁっ、あ、んんっ―――…」
だんだんとふわふわし始めるこの感覚も…
こんなに逃がせないものなの?