この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この出会いは…
第11章 繋がる
祐さんのモノが私のナカを少しだけ押し広げた。
その感覚にまた一瞬、息が詰まる。

「知花ちゃん。今から、目を閉じないで。」

深呼吸、深呼吸、と念じながら呼吸を繰り返していると、視線を真っ直ぐ私に向けながら、祐さんがそう言った。
ワケが分からないまま祐さんを見つめていると、顔が近付いてきて、思わず目を瞑った。

「ほら、ダメ。閉じない。」

今度は優しく窘められる。

「え、…うそ……」

ダメ、ってワケが分からない。
どうすればいいの…?

テンパる私を見て微笑んで、両手で頬を包まれた。

「ずっと俺を見てて。俺のことだけ考えてて。」

「んんっ……!?」

うそ…でしょ……
目、開けたままキス…してる。
ずっと見ててって、こういう事っ?

「ふふっ。そう、こういう事。」

私の考えている事をお見通しかのように、笑ってそんな事を言う。
それから、ちゅっ、ちゅっ、とリップ音を響かせながら、角度を変えて何度もキスを繰り返した。
同時に、ものすごい近い距離で目が合う。
祐さんも目を閉じずに、私から視線を外さない。

「ふぁっ、んっ……―――ん、ふぅっ!?」

空気を求めて開いた唇の隙間から、祐さんの舌が滑り込んできた。
もちろん、視線を絡ませたままで。

うそっ、うそ!?
こんなの、むりっ…

目を閉じないだけで、こんなに恥ずかしいの?
こんなに恥ずかしさを逃がせないの?

「んっ、はぁっ、あ、んんっ―――…」

だんだんとふわふわし始めるこの感覚も…
こんなに逃がせないものなの?
/459ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ