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この出会いは…
第11章 繋がる
ガクッ、ン……ドタンッ!!
「ひゃっ、…――わわっ!!!」
正確には、立ち上がろうとして崩れ落ちた。
「知花ちゃんっ!!」
うそっ!!!
どうして??なんで??
たっ…立てないっ!!!
ベッドのすぐ隣の床の上で呆然とする私に、一ノ瀬さんが手を伸ばしてきた。
「身体、力入んないんでしょ?ほら、おいで。」
クスクス笑いながら起き上がった一ノ瀬さんが、ベッドサイドに座り、部屋の電気をつける。
そして、私の両脇の下に手を入れて、ベッドに引き上げてくれた。
あ、一ノ瀬さん、上半身裸だ…
パニックになりながら、そんな事にも恥ずかしくなって、顔を背けた。
「ふふっ。水、持ってくるね。」
そう言って、寝室を出ていった。
ベッドに寝かされて、一人残されて、さらに恥ずかしさが襲ってきた。
毛布を頭から被って、頭を働かせた。
私、一ノ瀬さんと…して…
結局、一人で先に…寝ちゃって…
――"した"んだよね…?
一ノ瀬さんが戻ってきたら…
その後、どうしよう。
ガチャリとドアが開いて、戻って来てしまった。
「はい、水。――身体は?」
一ノ瀬さんは、私にペットボトルを手渡して、ベッドサイドに座ると、頭を撫でてきた。
「大丈夫…じゃないよね?ごめん、加減が出来なかった…」
「えっ、あっ、いえ…、だい…じょっ、ぶ…です」
毛布を引き下げて、顔を覗かれて、目が合った。
顔が熱くなるのを感じながら、小さく呟くのが精いっぱい。
「ひゃっ、…――わわっ!!!」
正確には、立ち上がろうとして崩れ落ちた。
「知花ちゃんっ!!」
うそっ!!!
どうして??なんで??
たっ…立てないっ!!!
ベッドのすぐ隣の床の上で呆然とする私に、一ノ瀬さんが手を伸ばしてきた。
「身体、力入んないんでしょ?ほら、おいで。」
クスクス笑いながら起き上がった一ノ瀬さんが、ベッドサイドに座り、部屋の電気をつける。
そして、私の両脇の下に手を入れて、ベッドに引き上げてくれた。
あ、一ノ瀬さん、上半身裸だ…
パニックになりながら、そんな事にも恥ずかしくなって、顔を背けた。
「ふふっ。水、持ってくるね。」
そう言って、寝室を出ていった。
ベッドに寝かされて、一人残されて、さらに恥ずかしさが襲ってきた。
毛布を頭から被って、頭を働かせた。
私、一ノ瀬さんと…して…
結局、一人で先に…寝ちゃって…
――"した"んだよね…?
一ノ瀬さんが戻ってきたら…
その後、どうしよう。
ガチャリとドアが開いて、戻って来てしまった。
「はい、水。――身体は?」
一ノ瀬さんは、私にペットボトルを手渡して、ベッドサイドに座ると、頭を撫でてきた。
「大丈夫…じゃないよね?ごめん、加減が出来なかった…」
「えっ、あっ、いえ…、だい…じょっ、ぶ…です」
毛布を引き下げて、顔を覗かれて、目が合った。
顔が熱くなるのを感じながら、小さく呟くのが精いっぱい。