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この出会いは…
第12章 誕生日
御殿場インターで高速を降りる。
その後は、仙石原方面へと車を走らせる。
まずは美術館巡り。
一番最初がガラスの森美術館。
次が星の王子様ミュージアム。
その次がポーラ美術館で、最後が彫刻の森美術館。
ガラスの森美術館ではガラスの彫刻も体験する予定。
「何となくで決めましたが、盛りだくさんですね。回れますかね?」
全て近場であるとはいえ、美術品をゆっくり見るとなると、結構ハードスケジュールだ。
ガラスの森美術館に着いて、車から降りるときに、思わず聞いてしまった。
「旅館は晩ごはんまでに着けば大丈夫だし、お昼を簡単に済ませてもいいなら回れるんじゃない?せっかく箱根に来たんだから、行きたいところは行けるだけ行こう?」
フワリと笑って一ノ瀬さんが答えてくれる。
「はいっ、ありがとうございます!」
よし!
効率良く、いっぱい見よう!
ガラスの森美術館に足を踏み入れて、胸が踊る。
洋風な建物と緑の多い敷地は解放感があって、キョロキョロしてしまう。
ガラスが太陽の光に反射してキラキラ光っている。
「わぁ、キレイ!天気が良くて良かったですね!」
ワクワクした気持ちで、隣の一ノ瀬さんを見上げると、目が合ってクスクスと笑われた。
「知花ちゃん、ホントに美術館好きなんだね。キラキラしてる。」
「えっ?私が…キラキラ、ですか?」
しまった。
はしゃぎすぎてしまった…?
「あはは、落ち込まないで。喜んでもらえて嬉しいよ。」
私の頭をポンポンしながら、尚も楽しそうに笑っている。
その後は、仙石原方面へと車を走らせる。
まずは美術館巡り。
一番最初がガラスの森美術館。
次が星の王子様ミュージアム。
その次がポーラ美術館で、最後が彫刻の森美術館。
ガラスの森美術館ではガラスの彫刻も体験する予定。
「何となくで決めましたが、盛りだくさんですね。回れますかね?」
全て近場であるとはいえ、美術品をゆっくり見るとなると、結構ハードスケジュールだ。
ガラスの森美術館に着いて、車から降りるときに、思わず聞いてしまった。
「旅館は晩ごはんまでに着けば大丈夫だし、お昼を簡単に済ませてもいいなら回れるんじゃない?せっかく箱根に来たんだから、行きたいところは行けるだけ行こう?」
フワリと笑って一ノ瀬さんが答えてくれる。
「はいっ、ありがとうございます!」
よし!
効率良く、いっぱい見よう!
ガラスの森美術館に足を踏み入れて、胸が踊る。
洋風な建物と緑の多い敷地は解放感があって、キョロキョロしてしまう。
ガラスが太陽の光に反射してキラキラ光っている。
「わぁ、キレイ!天気が良くて良かったですね!」
ワクワクした気持ちで、隣の一ノ瀬さんを見上げると、目が合ってクスクスと笑われた。
「知花ちゃん、ホントに美術館好きなんだね。キラキラしてる。」
「えっ?私が…キラキラ、ですか?」
しまった。
はしゃぎすぎてしまった…?
「あはは、落ち込まないで。喜んでもらえて嬉しいよ。」
私の頭をポンポンしながら、尚も楽しそうに笑っている。