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第13章 かけがえのない人

「きゃっ！…あ、ダメッ…！！」

祐さんの指がショーツの隙間からスルリと中に入ってきた。
ショーツをずらされて、蜜を纏い始めた秘唇をゆっくりと上下する。
その指の動きに腰がゾワゾワと反応を始める。

「ふふっ、気持ちいい？」

「ふぅ、んん…。」

「…もっと、する？」

えっ！？
それっ、言わなきゃいけないの！？
何で…そんな事を聞くの？？？

「もっと、気持ち良くなりたい？」

指の動きに加えて、胸の頂きも舌で上下に転がされる。

「…そっ、な…事、言えま、せっ…」

胸元にある祐さんの頭をぎゅっと抱き締めた。

「ふふっ、あぁ、かわいい。」

秘唇に触れる手とは反対の手で、ぎゅっと抱き締め返してくれた。

「知花ちゃんの笑った顔も、怒った顔も、拗ねた顔も、泣いてる顔も、そうやって恥ずかしがる顔も、全部好き。全然飽きない。」

秘唇を上下していた指がスルッとナカに入ってきた。

「たっ、すく…さっ…、やぁっ…んっ！」

「…その顔も。」

「えっ…？」

「恥ずかしそうに感じてる顔。」

なっ！やだっ！！！
恥ずかしい！！！恥ずかし過ぎる！！！
とっさに顔を隠して、身体をよじる。

「まだあるよ。」

そう言った瞬間、私のナカの指がある一点を擦るようにつつき始める。

「きゃっ…あぁっ、あああぁぁ――…」

ダメッ…！
そこ擦られたら…

「イくのを我慢してる顔も。」