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この出会いは…
第13章 かけがえのない人
「いっ、…あっ、あっ、あっ―…」
指の動きは速さを増して、クイックイッと擦り上げてくる。
身体がコントロール出来なくなってしまうところを少しも外さずに。
あっという間に追い込まれて、快感が弾ける限界を迎えた。
「祐さっ…!もうっ、ダ、メッ…っ―…!!!」
頭も目の前もチカチカして、必死に祐さんにしがみつこうと腕を回したけれど、勝手に身体が反り返って跳ねて落ち着かない。
荒い息のまま天井を見つめていると、祐さんに身体を支えられながら、ゆっくり起こされた。
向きあって座る体勢になって、恥ずかしさが増す。
頬を包まれて目線が合った時、右の口角を上げてフッと笑った顔に身体全体が震えた。
「イっちゃった後のこのトロトロの顔もね。」
っ―…!!
反論しようと開きかけた唇を、そのまま激しく奪われた。
「んんっ…!んむっ、ふぅっ…」
唇が離れても、まだ舌を絡ませているような感覚。
意識まで持っていかれそうなキスだった。
「ふふっ、いい顔。」
私の唇を祐さんの親指が滑る。
「ま、この顔は俺以外のヤツに見せる気なんてないからね。」
「え…?」
「他のヤツに見せたら怒るからね?」
え、他のヤツって…?
「俺だって知花ちゃんがいないのは考えられない。俺だけに囚われてて欲しい。」
「それは…あのっ…」
「知花ちゃんは分かってなさすぎる。どれだけ自分が魅力的で、どれだけ俺が囚われているか。」
指の動きは速さを増して、クイックイッと擦り上げてくる。
身体がコントロール出来なくなってしまうところを少しも外さずに。
あっという間に追い込まれて、快感が弾ける限界を迎えた。
「祐さっ…!もうっ、ダ、メッ…っ―…!!!」
頭も目の前もチカチカして、必死に祐さんにしがみつこうと腕を回したけれど、勝手に身体が反り返って跳ねて落ち着かない。
荒い息のまま天井を見つめていると、祐さんに身体を支えられながら、ゆっくり起こされた。
向きあって座る体勢になって、恥ずかしさが増す。
頬を包まれて目線が合った時、右の口角を上げてフッと笑った顔に身体全体が震えた。
「イっちゃった後のこのトロトロの顔もね。」
っ―…!!
反論しようと開きかけた唇を、そのまま激しく奪われた。
「んんっ…!んむっ、ふぅっ…」
唇が離れても、まだ舌を絡ませているような感覚。
意識まで持っていかれそうなキスだった。
「ふふっ、いい顔。」
私の唇を祐さんの親指が滑る。
「ま、この顔は俺以外のヤツに見せる気なんてないからね。」
「え…?」
「他のヤツに見せたら怒るからね?」
え、他のヤツって…?
「俺だって知花ちゃんがいないのは考えられない。俺だけに囚われてて欲しい。」
「それは…あのっ…」
「知花ちゃんは分かってなさすぎる。どれだけ自分が魅力的で、どれだけ俺が囚われているか。」