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この出会いは…
第13章 かけがえのない人
「脱ごっか…」

そう言って、祐さんが私の肩に手を置いた。
ハッとして俯くと、自分の状態に驚いた。
浴衣は、胸元から腿までほぼ全てはだけていて、腰に帯をしているだけの状態。
ブラもホックを外されて、肩からぶら下がっているだけ。

浴衣が肩からスルリと滑り落ちて、帯も解かれた。
ブラもショーツも恥ずかしがる間もないくらい、手際よく脱がされてしまった。
丸まって俯く私の頭をくしゃりと撫でると、祐さんも浴衣を脱いで隣に戻って来た。
そして、フッと笑った。

「俺にどれだけ愛されてるのか、教えてあげる。」

静かに押し倒されたと同時に、祐さんが私の身体の中心に顔を埋めた。

「やっ、あぁっ!!あっ、あっ……」

いきなり再開したソコへの愛撫に、両手で口を押さえていても嬌声が漏れてしまう。
舌と指でいろんなところに触れてくる。
ナカだけではなくて、秘芯や胸、おしり、太腿まで。
まだまだ私の身体を知り尽くそうと、私の反応を確認しながらあらゆる刺激を与えてきた。

「はぁあああぁぁ――…、やっ、っ―…!!!」

何度身体が弓なりになったのか…
唸るような声も出してしまっている気がする。
とにかく、何度イっても止めてくれなかった。

「あぁっ…、ひゃっ―…!!!」

何度目かの絶頂を迎えた時、仰け反ったまま呼吸が苦しくなって、喉がヒクヒクと鳴った。
その様子に気が付いたのか、起き上がった祐さんにぎゅっと抱き締められて、背中を宥めるようにトントンされた。
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