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この出会いは…
第13章 かけがえのない人
グッと押し入ってきた祐さんのモノ。
荒々しくはないけれど、一気に全てが入ってきた。
最奥まで届くと、ナカをかき混ぜるように腰を回して擦りつける。
その瞬間、ゴリッと音がしたような錯覚がしたと同時に鋭い快感が身体を突き抜けた。

「ひっ―…ぁっ……!?」

な、に……?
何これっ!!!

「少し右奥…、ここ。」

「えっ…、やっ、あぁっ…!!」

祐さんが『ここ』と言って、捉えた場所。
そこを擦られると、声も痙攣も押さえられない。
祐さんのモノが当たる瞬間に、快感がビリビリと身体全体に広がって、ただ気持ちよさに震える事しか出来なくなる。

「ふふっ、この前見つけたんだ。」

「あっ、あ、あ、あ……み、つっ…けたっ?」

「うん。だから、この体勢。」

尚も笑って、私の反応を楽しんでいる。
祐さんは、掴んでいた私の右足を自分の左肩に担いで、動きを速めてしまった。
さらに脚を開いた体勢に頭がパニックになる。

「んっ、やぁっ!あ、あっ、脚…恥ずか、しっ…」

「恥ずかしがる顔が好きだって言ったでしょ?」

やっ、じゃあ、これは…
わ、わざとっ?

「やだっ!もっ、見せな…ぃっ―…!!」

敷き布団にしがみつくように、胸から上だけをねじるように俯せにして顔を隠す。

「はははっ、この姿もヤバいな。」

突くような抽送をされている訳ではないのに、突かれている様に身体が跳ねる。
祐さんはずっと笑っている。
どうしてっ、そんなに余裕なの…?
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