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この出会いは…
第14章 奇跡的で必然な出逢い
祐さんはクスクス笑いながら『貸して?』と手を伸ばしてくる。
「ダ、ダメッで、す!」
「"祐兄のお家で使ってね"って書いてあるけど?」
プレゼントから滑り落ちたメッセージカードを拾い上げて、なおも笑いながらそんな事を言う。
「だっ、む、むり…」
「あははっ。知花ちゃんのテンパり方、最高だな。」
再び抱き締められたけど、祐さんの肩が揺れていて、なんだか悔しい。
「ふふっ、取れた!」
「あっ!!!」
祐さんに抱き締められたままの状態で身を任せていたら、身体の後ろに隠していたプレゼントをあっさり取られてしまった。
私の抵抗空しく開けられたプレゼントは、予想通り下着のセットだった。
「……これは美怜ちゃん達より悪ノリの度が過ぎるな…」
「…え?」
祐さんの言葉にポカンと首を傾げてプレゼントを見た。
「……あっ!!」
「ふふっ、着けてみる?」
「なっ!やっ、つ、着けませっ…!!!」
ちゃんと見ると、遥さんからのプレゼントは、ブラは胸元のリボンを解くと外れるフロントホックの様なデザインで、透けるオーガンジー生地。
ショーツはレースでサイドが紐でリボン結びになっている。
「絶対…無理です……どうしよう、プレゼント…」
せっかく選んでもらったけど、これは…
「あははっ、気に入ったって言っとくよ。」
「え、あ…そうですねっ、お、願いします?」
そうしどろもどろになりながら伝えると、また大笑いされた。
「ダ、ダメッで、す!」
「"祐兄のお家で使ってね"って書いてあるけど?」
プレゼントから滑り落ちたメッセージカードを拾い上げて、なおも笑いながらそんな事を言う。
「だっ、む、むり…」
「あははっ。知花ちゃんのテンパり方、最高だな。」
再び抱き締められたけど、祐さんの肩が揺れていて、なんだか悔しい。
「ふふっ、取れた!」
「あっ!!!」
祐さんに抱き締められたままの状態で身を任せていたら、身体の後ろに隠していたプレゼントをあっさり取られてしまった。
私の抵抗空しく開けられたプレゼントは、予想通り下着のセットだった。
「……これは美怜ちゃん達より悪ノリの度が過ぎるな…」
「…え?」
祐さんの言葉にポカンと首を傾げてプレゼントを見た。
「……あっ!!」
「ふふっ、着けてみる?」
「なっ!やっ、つ、着けませっ…!!!」
ちゃんと見ると、遥さんからのプレゼントは、ブラは胸元のリボンを解くと外れるフロントホックの様なデザインで、透けるオーガンジー生地。
ショーツはレースでサイドが紐でリボン結びになっている。
「絶対…無理です……どうしよう、プレゼント…」
せっかく選んでもらったけど、これは…
「あははっ、気に入ったって言っとくよ。」
「え、あ…そうですねっ、お、願いします?」
そうしどろもどろになりながら伝えると、また大笑いされた。