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この出会いは…
第2章 いい兆し
最低男の話は、そこで一先ず終わりになって、お互いの仕事の話や美怜と星さんの話に花が咲いた。
結局、楽しくなってきて、いつの間にか日本酒も開けていた。
私と美怜は案の定ぐでんぐでんで、この辺りから私は記憶もない。
最悪な頭痛とともに目が覚めた。
今日が日曜日でホントに良かった。
昨日はあれから、何時に寝たのかすら分からない。
琴莉と美怜はまだ寝てるし、とりあえずは顔を洗って、朝ごはんでも作ろう。
携帯に手を伸ばし、待受画面を見て固まった。
"15時5分"
いやいや、昨日より遅いじゃん!
朝ごはんどころじゃない。
っていうか、朝ごはんの時間じゃない。
「ねぇ、寝すぎ。二人も起きた方がいいよ!」
二人の肩を叩いたり、揺すってたりして声を掛ける。
「マジで止めて。まだ気持ち悪いんだから。」
「あぁー…、あーたーまーいーたーいー…」
私だって、大きな声を出して、二人を揺すって、頭がぐるぐるするよ。
でも、明日は仕事なんだから、二人もこのままじゃマズイでしょ?
「とりあえず、片付けなきゃ…」
テーブルの上に空き缶や空き瓶、おつまみの袋等が散乱してる。
うぅ、気持ち悪いし、頭痛いな。
ダルい身体を起こして、片付けを始めるが、二人は横になって丸まったままだ。
「うっ!ヤバッ…きも、ち、わるっ…」
琴莉が突然起き上がって、お手洗いに駆け込む。
中から唸るような声が聞こえてくる。
琴莉があんな風になるなんて、滅多にない。
裏を返せば、それだけ精神的に落ち込む出来事だったってことなのだろう。
結局、楽しくなってきて、いつの間にか日本酒も開けていた。
私と美怜は案の定ぐでんぐでんで、この辺りから私は記憶もない。
最悪な頭痛とともに目が覚めた。
今日が日曜日でホントに良かった。
昨日はあれから、何時に寝たのかすら分からない。
琴莉と美怜はまだ寝てるし、とりあえずは顔を洗って、朝ごはんでも作ろう。
携帯に手を伸ばし、待受画面を見て固まった。
"15時5分"
いやいや、昨日より遅いじゃん!
朝ごはんどころじゃない。
っていうか、朝ごはんの時間じゃない。
「ねぇ、寝すぎ。二人も起きた方がいいよ!」
二人の肩を叩いたり、揺すってたりして声を掛ける。
「マジで止めて。まだ気持ち悪いんだから。」
「あぁー…、あーたーまーいーたーいー…」
私だって、大きな声を出して、二人を揺すって、頭がぐるぐるするよ。
でも、明日は仕事なんだから、二人もこのままじゃマズイでしょ?
「とりあえず、片付けなきゃ…」
テーブルの上に空き缶や空き瓶、おつまみの袋等が散乱してる。
うぅ、気持ち悪いし、頭痛いな。
ダルい身体を起こして、片付けを始めるが、二人は横になって丸まったままだ。
「うっ!ヤバッ…きも、ち、わるっ…」
琴莉が突然起き上がって、お手洗いに駆け込む。
中から唸るような声が聞こえてくる。
琴莉があんな風になるなんて、滅多にない。
裏を返せば、それだけ精神的に落ち込む出来事だったってことなのだろう。