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この出会いは…
第2章 いい兆し
「正解は…"経理のスーパーコンピューター。切れ長の目に黒ブチメガネが素敵だが、プライベートは謎。同じく彼女の有無も謎。ジャンルは、塩顔知的メガネイケメン"です!」
「フッ…あっはっはっ、ほ、星、良かったな!」
「もう、マジでやだ…」
いやいや、"切れ長の目に黒ブチメガネが素敵"って。
完全に美怜の私情挟みまくりでしょ!
ほぼ告白だよ!
「秘書室、すげーな。」
今度は一ノ瀬さんの笑いが止まらない。
反対に星さんは真っ赤だ。
「ほらっ!着いたぞ!!メシ、行くぞ!」
タイミングよく着いた定食屋さんに、星さんが逃げ込むように入って行った。
メニューを注文し終わっても、定食が届いても、話はずっとイケメンジャンルについてだったけど、久々に思いっきり笑った気がして楽しかった。
「あ、琴莉からLINE来てた。」
美怜の言葉に、私も携帯を確認する。
琴莉からのLINEを開くと、
"心配かけて、ごめんね。
滝本さんとちゃんと話したよ。
しっかり奢ってもらったし、お腹いっぱい。
今日はこのまま帰るね。
お疲れ様ー!"
メッセージの内容にホッとして、美怜と微笑んだ。
「仲直り?」
「…かな?」
「滝本さん、良かったね。」
私たちの様子を見て、一ノ瀬さんと星さんも安心したような顔をした。
「上手くいったって?」
「はい、おそらく。しっかり奢ってもらったから、今日は帰るって。」
「なんだよ〜。今がチャンスだから告白でもしとけって、言っといたのに、その感じじゃまだか。」
「フッ…あっはっはっ、ほ、星、良かったな!」
「もう、マジでやだ…」
いやいや、"切れ長の目に黒ブチメガネが素敵"って。
完全に美怜の私情挟みまくりでしょ!
ほぼ告白だよ!
「秘書室、すげーな。」
今度は一ノ瀬さんの笑いが止まらない。
反対に星さんは真っ赤だ。
「ほらっ!着いたぞ!!メシ、行くぞ!」
タイミングよく着いた定食屋さんに、星さんが逃げ込むように入って行った。
メニューを注文し終わっても、定食が届いても、話はずっとイケメンジャンルについてだったけど、久々に思いっきり笑った気がして楽しかった。
「あ、琴莉からLINE来てた。」
美怜の言葉に、私も携帯を確認する。
琴莉からのLINEを開くと、
"心配かけて、ごめんね。
滝本さんとちゃんと話したよ。
しっかり奢ってもらったし、お腹いっぱい。
今日はこのまま帰るね。
お疲れ様ー!"
メッセージの内容にホッとして、美怜と微笑んだ。
「仲直り?」
「…かな?」
「滝本さん、良かったね。」
私たちの様子を見て、一ノ瀬さんと星さんも安心したような顔をした。
「上手くいったって?」
「はい、おそらく。しっかり奢ってもらったから、今日は帰るって。」
「なんだよ〜。今がチャンスだから告白でもしとけって、言っといたのに、その感じじゃまだか。」