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自己負担。
第6章 戸惑いと快楽
つかんでた私の手首を離すと、
指を絡めて手を握ってきた。
なかなか家に入ろうとしない私を引き入れると、
ドアを閉めた途端
私の腰に手をまわしてグッと引き寄せた。

顔近づけすぎだってば。

じっと私を覗きこむように見つめてきて、
わけがわからずに
彼に背をむけるように身体を捻った。
目の前には扉。
カギはかかってないし開ければ出られるのに、
それが出来ないのは腰にキツくまわされた手のせい。

フッと耳にかかる彼の吐息が
なんだかすごく恥ずかしい。

「…葉月」

耳元で甘く囁く声に、
身体から力がぬける。

「やっやだ…」

「俺の部屋…いく?」

かぁっと体温が上がっていくのがわかる。
必死に頭を横に振るけど、
握られた手をそっとなでられて

先輩しか男の人をしらない私は

慣れない過度なスキンシップに抵抗の仕方がわからなくなってしまった。


「…全部吐かせるって…ウソだったの…?」

冷静なのを装ってるけど、
心拍数がヤバい。

「何、話してくれる気になったわけ?」

「………。」

ちゅっ
と後ろから聞こえたキス音に慌てて振り向くと、
彼は私の後ろの首筋に顔を埋めて、吸い上げていた。

「ちょ…やだ…跡ついたら…」

「つけてんの。」

「なぁ…俺の部屋
行こう」

「ぁ…やだっ離し…て」

腰に回されていた手が制服の上から少しずつ上に上がってくる。

このままじゃマズい。
そう思って私は意を決して勢いよく振り向き、
力いっぱい彼を押した。

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