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自己負担。
第6章 戸惑いと快楽
「さっきもこれ飲んでただろ?」
「うん。ありがと」
なぜだろう。
砂糖加減も私好みで、
やっぱりこの人はわからないな
と思った。
「それ、ブラック?」
私の隣で涼しい顔して、氷のたくさん入った真っ黒い液体を流し込むアキ。
「あぁ。」
私には考えられない。
初めて彼をみたときも思ったけれど、ただ年が一個上っていうだけなのに周りとは少し違った大人っぽい雰囲気に、
なんだかうらやましいと思う。
これを世間では色気とか呼ぶのかな。
夢乃先輩がまとっているような。
彼の大人っぽい香水の香りを感じながら、
私ももっと色気のある香水にすればいいのかな…
なんて考えて自嘲した。
「その顔。」
「え?」
「誰のこと考えてんの。
せっかく友達がセットしてくれた合コンだってのに、
そんな顔して。誰見てんだよ」
彼の一言に、はっとした。
あぁ…。優華ちゃんごめん。
私せっかく呼んでもらったのに、
嫌なことばっかり考えてた…
申し訳なくて彼の顔が見れない。
怒ってるよね。
無意識に合コンの空気悪くしちゃっていたのかもしれない。
.
「うん。ありがと」
なぜだろう。
砂糖加減も私好みで、
やっぱりこの人はわからないな
と思った。
「それ、ブラック?」
私の隣で涼しい顔して、氷のたくさん入った真っ黒い液体を流し込むアキ。
「あぁ。」
私には考えられない。
初めて彼をみたときも思ったけれど、ただ年が一個上っていうだけなのに周りとは少し違った大人っぽい雰囲気に、
なんだかうらやましいと思う。
これを世間では色気とか呼ぶのかな。
夢乃先輩がまとっているような。
彼の大人っぽい香水の香りを感じながら、
私ももっと色気のある香水にすればいいのかな…
なんて考えて自嘲した。
「その顔。」
「え?」
「誰のこと考えてんの。
せっかく友達がセットしてくれた合コンだってのに、
そんな顔して。誰見てんだよ」
彼の一言に、はっとした。
あぁ…。優華ちゃんごめん。
私せっかく呼んでもらったのに、
嫌なことばっかり考えてた…
申し訳なくて彼の顔が見れない。
怒ってるよね。
無意識に合コンの空気悪くしちゃっていたのかもしれない。
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