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自己負担。
第6章 戸惑いと快楽
「葉月って…呼んでい?」

「何度も呼んでたじゃない。今更」

「だって、カラオケで呼んだらキレかけたし」

「あっあれは!アキが怖かったから…」

「葉月…」

少しの沈黙。
アキが私との距離をゆっくりつめてくるのがわかる。
彼は真顔でじっと私をみつめる。

こんな真剣な表情を見たのは初めてで、少し色素の薄い彼の瞳を
見つめ返す。

目を合わせたまま、手を握られるのを感じた。

アキの手…少し冷たい

彼は握っている手とは反対の手で私の後頭部の髪を梳く。

「葉月の髪…気持ちイイ。」

「アキが言うと、エロい…」

「もう…
黙って」






静まり返る部屋。
音も立てずにゆっくりと彼は



私の唇にキスをした。




















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