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自己負担。
第8章 波乱の幕開け

腫れぼったい目をゆっくりと開けると、そこには見慣れない景色が広がっていた。

ここはどこ?
起き上がると自分にかけてあった布団がはらりと落ちる。
どうやら私はベットの上で寝ていたようだ。
どこかでみたことがあるような気がするけど、思い出せない。

あたりを見渡すと、私の高校のバスケ部のユニフォームがかけてあるのが目に入る。

見慣れた香水の瓶。

そうだ。ここは先輩の部屋だ。

でもどうして?ここで自分が寝ている経緯がわからない。

泣きすぎて頭がガンガンする。

思い出すことを放棄して、
私はベットに横になり、
ゆっくりと仰向けになる。

そうだ、この天井の模様は。
先輩に初めて抱かれた時に見つめ続けていたもので、忘れるはずがなかった。

ガチャっという音とともに扉が開く。
いつもの半分も開かない目で部屋の入り口に目をむけた。





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