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自己負担。
第1章 私への思い
先輩は右手を夢乃先輩の肩に

左手を私の肩にのせ



「俺、夢乃と葉月

どっちも好きなんだ


どうしても選べなくて…


だから二人同時に付き合うことにしたんだ」



二人同時に付き合う…?


そんなの
聞いたことないよ。


よく昼ドラとかである、

妻と愛人をもつ男とか

彼女がいながら平気で浮気する男とか


そんな話じゃない。

だって愛人は"妻"にはなれないし、
浮気相手だって結局"彼女"の立場を優先されたり、
ずっと二番目で一番に愛されることなんてないのがほとんど。

だけど先輩はそうじゃない。






夢乃先輩と私

どっちも一番だと言う。








もし先輩が夢乃先輩と付き合ってて
私は浮気相手として彼女にバレないように付き合うのならまだ私だって頷ける。
二番目なんだって自分に言い聞かせて一番に成り上がろうなんてしないでこっそり付き合っていけると思う。




二人同時に
同じように愛すことなんて


できないよ。




断ろう

そう思っても
いつのまにか"それでもいい"って思えるくらい先輩のことを好きになってて

私はただ下を向くことしかできなかった。





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