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LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
「すみません! あの、頑張るんで私! えっと…」
テンパる私に店長は苦笑いして
「駅前行ってさ、モデルになりそうな子、ハントしてきて」
「ええ?」
「ちょっと気分変えるのと、気合い入れるのとね。試験も近いし、モデルで練習しないとね」
「あ、…はい」
人見知りの私は友人が多くない。
モデルを頼めそうな子にはすべて声をかけていたけれど、それでも全然足りてない。
先輩スタイリストたちもみんな、それぞれハントしてきたカットモデルを使って練習を積んだそうで。
「よし、そんじゃ行っといで」
進まない足をなんとか動かして駅のロータリーに立った。
はいいが、知らない人に声をかける勇気がなかなか出てこない。
「うぅ…頑張らないと」
ロングヘアのOL風を見つけて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで声をかけた。
テンパる私に店長は苦笑いして
「駅前行ってさ、モデルになりそうな子、ハントしてきて」
「ええ?」
「ちょっと気分変えるのと、気合い入れるのとね。試験も近いし、モデルで練習しないとね」
「あ、…はい」
人見知りの私は友人が多くない。
モデルを頼めそうな子にはすべて声をかけていたけれど、それでも全然足りてない。
先輩スタイリストたちもみんな、それぞれハントしてきたカットモデルを使って練習を積んだそうで。
「よし、そんじゃ行っといで」
進まない足をなんとか動かして駅のロータリーに立った。
はいいが、知らない人に声をかける勇気がなかなか出てこない。
「うぅ…頑張らないと」
ロングヘアのOL風を見つけて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで声をかけた。