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LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
「ひゃっ!!」
衝撃に驚いてよろけた私の腕を誰かが支えた。
あ、え?
「ごめん、大丈夫?」
頭上から降ってきた言葉に、後ろから歩いてきた人とぶつかってしまったことに気付いた。
「あ、すみません! 私が急に振り向いたせいで…」
ごめんなさい!と再び謝って相手の顔を見上げると…。
「…っわ!!」
彼だった!!
不思議そうな顔で私を見つめると、微かに微笑んで「じゃあ…」と去ろうとするから。
「ま、待って」
自分でも信じられないのだけれど、彼のカーディガンの裾を掴んでいた。
衝撃に驚いてよろけた私の腕を誰かが支えた。
あ、え?
「ごめん、大丈夫?」
頭上から降ってきた言葉に、後ろから歩いてきた人とぶつかってしまったことに気付いた。
「あ、すみません! 私が急に振り向いたせいで…」
ごめんなさい!と再び謝って相手の顔を見上げると…。
「…っわ!!」
彼だった!!
不思議そうな顔で私を見つめると、微かに微笑んで「じゃあ…」と去ろうとするから。
「ま、待って」
自分でも信じられないのだけれど、彼のカーディガンの裾を掴んでいた。