この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LOVE SCENE
第2章 シアワセ職人
「え?」
さっきよりももっと不思議そうな…いや不思議顔っていうよりビックリ顔で振り向いた彼に
「あのっ、私、そこの美容室の者です! カットモデルお願いできませんか!?」
焦りすぎて必死すぎて、明らかに挙動不審な態度で詰め寄ってしまった。
気圧されたように少し体を退いた彼が
「…あ、朝、窓拭きしてる人だ?」
そう笑ってくれたのと、私を覚えていてくれたのと! なんかもう嬉しくて、足元が地面からふわりと浮いたような気がしちゃう!
「はい、拭いてます!」
「すっげえ一生懸命拭いてるなぁって、今朝思わず挨拶しちゃったんだけど」
「あ、はは…ありがとうございます」
そっか、彼の中の私は『窓を拭く人』って認識オンリーなんだ。
それでも窓を拭く私を知ってくれた事が嬉しい!
さっきよりももっと不思議そうな…いや不思議顔っていうよりビックリ顔で振り向いた彼に
「あのっ、私、そこの美容室の者です! カットモデルお願いできませんか!?」
焦りすぎて必死すぎて、明らかに挙動不審な態度で詰め寄ってしまった。
気圧されたように少し体を退いた彼が
「…あ、朝、窓拭きしてる人だ?」
そう笑ってくれたのと、私を覚えていてくれたのと! なんかもう嬉しくて、足元が地面からふわりと浮いたような気がしちゃう!
「はい、拭いてます!」
「すっげえ一生懸命拭いてるなぁって、今朝思わず挨拶しちゃったんだけど」
「あ、はは…ありがとうございます」
そっか、彼の中の私は『窓を拭く人』って認識オンリーなんだ。
それでも窓を拭く私を知ってくれた事が嬉しい!