この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
戦国ラブドール
第6章 讒言
 
「んん……」

 背中に走る甘い快感に、目の前が霞む。だが、今日は身を任せてはならない。高虎を責めようと、力の抜ける体を起こそうとする。

 そこで、大海は気付く。高虎を溺れさせるためにどうすればいいのか、具体的な策が頭になかったのだ。

 特に目的もなく上半身を触ってみるが、固い筋肉に覆われた体は、その程度の刺激では何も感じないようだ。眉一つ動かさず、手のひらの中で形が自在に変わる胸を堪能していた。

「あっ、は、ぅ……」

 このままではただ追い詰められるだけである。大海は高虎の手から逃れようと身を捩るが、大柄な高虎の体で覆い被さられては、逃げ場もない。突っ張る足の根元から熱いものが溢れてくるのを、我慢は出来なかった。

 熱に犯され始めた体に、本能が呼びかける。大海は高虎の首に腕を回し、衝動のまま耳に口付けていた。すると高虎は僅かに体を震わせ、吐息を漏らす。筋肉で覆いようのない柔らかな箇所に伝う女の熱は、高虎を刺激していた。

 胸を弄られながら高虎の耳を甘く食んでいると、大海の頭の中も柔らかく溶けていく。自分がされて気持ち良かった体験をなぞるように、大海は高虎の首筋に唇を落とした。
 
/656ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ