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戦国ラブドール
第6章 讒言
 
 秀長といえば、秀吉の弟だ。おそらく高虎は秀長に命じられて、真偽を確かめに来たのだろう。大海だけをさらったのは、小夜が秀吉のお手つきであるため。小夜の身は保証されていると何回か聞いたが、秀吉の部下でない高虎も小夜を避けるとなれば、大海も安全を実感出来た。

 するりと、肩を落ちていく着物。肌が露わになれば、鼓動が早くなっていく。だが、溺れてしまえば終わり。息を大きく吸って鼓動を抑えながら、高虎の着物に手をかけた。

「すごい……体、傷だらけだね」

 逞しい胸板や割れた腹筋には、深い傷の痕が残っている。子飼い達にはない、戦場を生き抜いてきた証。高虎は大海の手を取り、傷に触らせた。

「痛そう、じゃなくて、すごいか。お前、女のくせに分かってるじゃないか。そういうお前は、腕の包帯はどうしたんだ?」

「これは……気にしないどくれ。そのままでも、問題はないだろ?」

「まあ、問題はないな。ここを隠されなけりゃ」

 高虎の手が大海の胸に伸び、感触を楽しむように揉み始める。荒々しい男のわりに手つきは繊細で、大海の芯を的確に刺激していた。
 
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