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第2章 狂宴

　
「大海さん、気をやったばかりで辛いでしょうけど、一ついいですか？」

　まだ余韻から冷めていない大海に、返事する気配はない。だが行長は構わずに、大海の下半身を持ち上げた。

「その大きい胸に挟まれたせいで、私ももうはちきれそうなんですよ。ちょいとここ、貸してもらいますよ」

「く……んんっ！」

　ぬかるんだ秘裂の中に、今度は行長のものが侵入していく。市松ほどの巨根ではないが、それは女を喜ばせるには充分すぎる大きさと硬さを持っている。ましてや破瓜したばかりで締まりのいい体には、ぴたりと収まるものだった。

　行長が揺さぶれば、市松の子種が傘に掻き出される。達して力の抜けた市松はそれを惜しそうに眺め、ひとまず落ち着くまで見物しようと座り込んだ。

　そして再び盛り返した虎之助が、大海の後ろに回り揺さぶられるまま尻に手を置く。

「こっちは、流石に使えねぇかな」

　虎之助の指が撫でるのは、不浄の穴。大海は快楽に溺れながらも首を振り、息絶え絶えになりながら口を開いた。

「そんなとこ……やめっ、汚いから……」

「女も鍛えりゃ、ここでも感じるらしいぞ？」