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戦国ラブドール
第5章 壊れたドール
「ごめんなさい……ごめんなさい」
小夜はほろほろと頬に涙を伝わせながら、大海の頬を掴む。交わる唇は塩辛く、絶望の味がした。
「ははは、美女の絡みは眼福よの。ほら小夜、お前がどれだけ好き者か、もっと姉に見せてやれ」
「はい、仰せのままに」
小夜は唇を離すと露わになった大海の胸を両手の平で撫でると、先に吸い付く。明らかに感じさせようとする動きに、大海はかぶりを振って訴えた。
「やっ、やめて! あっ、やぁ……!」
女である妹の姿は、大海を深く傷つけ矜持を砕く。だが快楽を知ってしまった体は、相手が絶対に反応してはならないにも関わらず、勝手に背を反らしてしまう。
「お姉ちゃんの、大きい……わたし、ずっと羨ましかったんだ。いつも皆、言ってたの。小夜ちゃんはお姉ちゃんと違って、慎ましやかだねって。姉妹なのに、どうしてここは似なかったのかな」
「しかしだな、小夜。下はそっくりだぞ? お前の割れ目も姉も、蜜が滴って潤っておる」
「ああっ!」
大海の上で四つん這いになった小夜の秘所に、秀吉は指を突き込む。ぐちゅりと捻る音は、そこが見えなくとも濡れていると大海へ知らせた。