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禁断の果実に口づけを
第10章 普通に憧れる洋子


 考えてもどうにもならない事に、仕方なさや諦めの気持ちでベッドから起き上がり、パジャマのままで洗濯や掃除を始めた。
二時間もあれば終わってしまう家事。
この後の時間を潰すのさえも、一人の洋子には長く感じた。

 ふと鏡を見ると、寝癖のついた髪や乾燥している肌などが目についた。
お洒落などという言葉がすっかり無縁になってしまったのもいけないのか………などとルックスを気にする自分が居た。

 『あっ、このどうにもならない暇な時間に美容室や買物などに出掛けて過ごすのも悪くないわね』
と思い立って支度を始めた。

 パジャマを脱いで、適当な服に着替えていた。
セーターにウエストゴムの楽なパンツを履こうとしていたその時、ふと、ビキニラインを見ると、色気のないショーツからヘアーがはみ出していない事から、あの夜を思い出した。

 伸介の前で、股を開き、丸見えの状態で剃毛された事を。

 ジワジワと下半身が濡れてきて、性欲が湧いてきた。
むず痒い下半身を鎮めたくなり、ベッドの中に入る。
オナニーなどふしだらと思いながらも、欲求に勝てない。
毛布にくるまり、ショーツをずらす。

 伸介の指を思い出して、自分の性器を弄りだしていた。
指を出したり入れたりするうちに、やらしい液が指に絡みつき、イクまで辞めない予感の中、セックスがしたいという気持ちも抑えられず、一人で喘ぎ、オナニーを始めた。
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