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禁断の果実に口づけを
第33章 ピース

 浅井のカウンセリングは洋子の気持ちを楽にしていった。

 「先生の仰る通り、自然に身を任せてみます」

 「はい。
思い出せたらラッキーくらい気楽に考えたらどうかしら?
思い出せない事に、今不自由されてないなら」

 「……はい」

 「時折、神様は一生懸命やってきた人に休暇を与えるそうです。
心も体も休ませて、新たなエネルギーを蓄える為に。
秋山さんは休暇中なんじゃないかな?」

 「先生……
大分、気持ちが楽になりました。
敢えて思い出せなくても卑屈にならずに済みそうです」

 「そう、それは良かった。
世の中は、プラス思考の人の方が道を開いてゆくそうですよ。
マイナス思考だと前に進めなくなるでしょ?」

 「はい」

 「明るく参りましょう!秋山さん」

 「はい」

 洋子は前向きな気持ちになり、診察室を出た。
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