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禁断の果実に口づけを
第39章 愛


 「僕の胸の音……
聴こえますか?」

 「………はい」

 「僕だって、好意のない女性をデートに誘う程、暇じゃないんですよ。
ドキドキもしない相手と手を繋いだりしませんよ。
今日こそはって、意気込んでプロポーズなんてしません。
洋子さんは……僕じゃないとダメだよ。
そんな自信のないあなたごと大好きな僕じゃないとね。
僕にしておきなさい!
今までを覆す程の幸せを……
僕があなたを幸せにしますから」


 「……………どうか……………離さないで下さい。
ずっと、隣にいさせて下さい」


 「そうしなさい。
ずっと、僕の傍に居て下さい」


 目の前の曲がり角を道なりに五十メートルくらい歩けば家に辿り着く。
祗園祭の夜の雰囲気に流されて、たまには若者の様なラブシーンをしてみたくもなる。

 恋のパワーは無敵であり、最高なロケーションに自ら酔い、時にこっぱずかしくなる様な台詞を吐き、ハッピーエンドでピリオドを打ちたくなる。

 いくつになっても、恋は心に漲るパワーであり、人生のシナリオの中に添えられている。

 恋をどう育てるかは、自分次第。相手次第。
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