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お嫁さん
第3章 サイレント・イブ
「誰っ!?」
私は叫びました。しかし、返事どころか何も聞こえません。
私の胸を掴む手は、がさついてごつい男の手だという事は感触でわかりました。体をよじり抵抗すると、何者かが馬なりなった気配を感じました。そして両胸を鷲掴みしてきたのです。
私は賢二さんの名前を叫んで助けを求めました。でも、ただただ何者かに胸を揉まれ続け、乳首を無造作に弄られ続けました。もう抵抗する気力はありません。何も見えない、何も聞こえない恐怖の中で、私は泣きながら耐える道を選びました。
しばらくすると、ショーツを脱がそうとする手を感じました。その手も賢二さんの手とは明らかに違う男の手です。両胸を揉み続ける手と、ショーツを脱がそうとする手。
何人いるのっ!?
私は更なる恐怖を感じました。ショーツを脱がされると、何者かが私の両足首を持ち強引に脚を広げました。とっさに脚を閉じようとする私。
ピタン!
太ももを叩かれました。馬乗りになった男も、私の左右の胸を手の平で交互に叩き始めました。まるで俺達に逆らうなと言わんばかりです。
目が見えないと叩かれるタイミングがわかりません。ただ、定期的に襲う痛みだけを感じて耐え続けました。
気が付くと、私は自分で脚を開いていました。そして両足首をしっかりと押さえつけられたのです。