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陽炎ーもうひとつの物語ー
第7章 独り
それからの一年は早かった。
俺はそれまで以上に動員を少数精鋭に絞り、一件のヤマにかける額を格段に増やした。
つまり、今までよりヤバい橋を渡ることにした。
使えねぇ手下は容赦なく切り捨てた。
そうでもしねぇとおっつかねぇ。
腹が決まってから、思う存分赤猫のことも抱いた。
俺が決めた、俺だけが知る、最後のヤマまでの数を、心の中で指折り数えながら…
…そして、明日が、最後…
その前夜。
明日のヤマがハケたら、全てが終わる…
いつも以上に赤猫を攻め立て、お互い腰も立たねぇくらいに抱いた。
あんまり過ぎると明日に差し支えるかな、と思いながら、逸る気持ちが抑えられず。
早く、赤猫を安心させてやりてぇ。
ヤマがハケたら、思う存分言ってやろう。
「好きだ、惚れてる」と。
「俺の女房になってくれ」と…
俺はそれまで以上に動員を少数精鋭に絞り、一件のヤマにかける額を格段に増やした。
つまり、今までよりヤバい橋を渡ることにした。
使えねぇ手下は容赦なく切り捨てた。
そうでもしねぇとおっつかねぇ。
腹が決まってから、思う存分赤猫のことも抱いた。
俺が決めた、俺だけが知る、最後のヤマまでの数を、心の中で指折り数えながら…
…そして、明日が、最後…
その前夜。
明日のヤマがハケたら、全てが終わる…
いつも以上に赤猫を攻め立て、お互い腰も立たねぇくらいに抱いた。
あんまり過ぎると明日に差し支えるかな、と思いながら、逸る気持ちが抑えられず。
早く、赤猫を安心させてやりてぇ。
ヤマがハケたら、思う存分言ってやろう。
「好きだ、惚れてる」と。
「俺の女房になってくれ」と…