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Short Cake〜官能短編集〜
第1章 チョコブラウニー

「加藤、聞いてる?」

「はっはい!!!!」

「本当か?じゃあこの問題解いてみて。
よく考えればわかるから。」

先生の目線の方向に自分も目を向ける。
何度も問題文を読むけれど、全く頭に入ってこない。

先生…手を離して…!

必死に念じても伝わるはずがなく、
先生は握っていない方の手でコーヒーを啜っている。

「加藤、ここでのポイントは還元だ。塩酸で還元してこれが塩酸塩になるから…」

先生は私の手を握ったまま膝掛けの上に乗せるとそっと手を離した。

安心したのも束の間、
先生の手が膝掛けの下に滑り込んで私の太ももに触れる。

「せん…せ…?」

涙目で先生を見上げると、
タイミング良く化学準備室の扉が開いた。

「失礼しますー沢口先生ー!
ちょっと質問したいんですけど」

入ってきたのは見たことのない男子生徒だった。

「おお、いま教えてる途中だけど
ちょっとなら!」

先生は手を抜かずにそのまま私の内ももに手を進めてくる。

「っ………はぁ……」

私はバレるのが怖くて下を向いて必死に声を抑える。

「ああ、この問題か。
次の授業で解説しようと思ってたんだけど
ヒントを言うと、xはこれじゃなくて初めのアンモニアの体積を標準状態でxℓとすると…」

先生は机の下で見えないのをいいことに、内ももからどんどん手を上に進めてきて、遂に私の下着に触れた。

「なるほど!これでもう一回やってみます!ありがとうございました」

「おう、楽しみにしてる」

男子生徒が準備室を出て扉がしまった瞬間
私は一気に止めていた息を吐きだした。



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