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Short Cake〜官能短編集〜
第2章 モンブラン
「…さま……
シェリー様、起きてください」
リズの声にゆっくりと目を開くとわたしは自分のベッドに横になっていた。
更に布団の中を見ると汚れてしまったスカートではなくバスローブに身を包んでいた。
ディランお兄様がベッドまで運んで着替えさせてくださったのかな?
「リズ、もうお食事会の時間?」
「ええ、そろそろ準備なさってください。
ドレス一式の準備はできております。
先にシャワーを浴びられますか?」
「そうするわ!ありがとう。」
体を起こすと秘部からトロトロと何かが流れ出る感覚を覚える。
お兄様の…出した…
先ほどの熱い交わりを思い出して、
胸がドクンと高鳴る。
ディランお兄様とこのような関係になったのは、
彼が18歳になった誕生日のことだった。
誕生会で盛り上がったお兄様は、
酔っ払った大人たちにお酒を飲まされ、
フラフラとわたしの部屋にやってきた。
目がトロンと垂れ、終始笑顔で優しいお兄様にわたしも楽しくなって
いつものように話をしたり遊んだりしていた。
うたた寝から目を覚ますとわたしは裸にされていて
手をキツく固定すると無理やり唇を奪い、
全身に愛撫を施したあと
泣き叫ぶわたしをなだめながら処女を奪っていった。
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