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Short Cake〜官能短編集〜
第2章 モンブラン

布団に入ってしばらくすると、
お食事会が終わったのか部屋の外が騒がしくなってきた。お客様が家を後にしたようだ。

目を閉じていると余計な音ばかり耳に入る。

するとドアを叩く音が部屋中に響いた。
私は寝たふりをして、リズが対応する。

「ディラン様、シェリー様は体調が優れないと先ほどベッドへ…」

「構わないから、部屋に入れてくれる?」

「ですがっ…」

リズの話を気にも止めず強引に部屋に押し入るディランお兄様。

まずい…

とっさにうつ伏せになり布団を被ったが、
ベッドのそばまでやってきたお兄様によって簡単に剥がされてしまった。

「シェリー、僕だよ。」

無言で寝たふりを突き通す。
うつ伏せになっていてもわかるお酒の香り。
ディランお兄様、またお酒を飲まされて酔っているのだろうか。

「起きないならいいよ。
このまま襲うから…」

そう言ってお兄様は私の肩に手をかけて引っ張り仰向けにする。

このままじゃ見られてしまう。
でも寝たふりをしているせいで胸元の跡を隠すことができない。
起きるしかないのだろうか。
そう迷っている時だった。

ディランお兄様はボタンが付いている寝衣の上着を一気に引きちぎった。

うそっ!?

ぶちぶちぶちという糸が千切れる音に目を開くと、
ディランお兄様は笑って私を見つめていた。


「シェリー、ダメじゃないか。僕がいるのに先に寝るなんて」

おかしい。
いつものお兄様じゃない。
確かにいつも強引で私の予定なんてお構いなしだけど、
こんな風に服を引きちぎったりしたことはない。

私の首筋に顔を埋めると、一気に服を脱がし始めた。


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