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Short Cake〜官能短編集〜
第1章 チョコブラウニー

先生のあの手の動きはなんだったんだろう。
でもあれは確実に私の太ももを撫でていた。

その日は先生が私に触れることはもうなかった。
あれは事故だったんだと考えないようにしよう。
私ばっかり意識して、先生が覚えてないんじゃただの変態だと思われてしまう。

でも。
ドキドキと高鳴る胸は、その日だけじゃ収まらなくて。
次の日の化学の授業でも私は先生の目を見ることができなかった。

先生に褒めてもらうために頑張るって決めたのに、
授業の内容が全く頭に入ってこない。
こんなんじゃ先生に呆れられちゃうかな…?
なんて思っていた矢先。

化学の授業が終わって女子トイレに向かう途中、
他の生徒の質問に答えていた先生が私を見つけて追いかけてきた。


「加藤!最近全然授業集中してないよな?
どうした?」

先生は優しくそう話しかけるけど、
一方私は恥ずかしくて目を合わせることもできない。

先生が私に触ったりするから。
もしかしたら私に気があるのかな?なんて期待しちゃって…

「だっ…大丈夫…です。」

先生はそっと私の肩に手を置くと、
耳に顔を近づけて囁くように言った。


「今日も放課後補習。


だめだよ、逃げたら。」

ゴクンと唾を飲み込む。
私は顔が熱くて両手で顔を覆うと何度も頷いた。

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