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第9章 いつかきっと…

翌朝 二人はラブホをあとにした。
時間切れになってしまった。

大輔は また 北関東に…
優香は 実家から 旦那と子供達がいる所へ…

優香の 車で 大輔は駅まで 送って
もらっている。

さすがに 二人は暗い表情になっている。
ほとんど お互い 無言で駅に 着いてしまった。

大輔
『 …ありがとう…優香ちゃん…送ってもらって。』

優香
『…うん…ありがとうね。大ちゃん。逢いにきてくれて』

優香は 今にも 泣き出しそうだった。

優香
『帰したくないし…帰りたくない…』

大輔
『優香ちゃん…』

優香は 大輔に 歩み寄り 大輔の胸に顔を
うずめて…涙声で大輔に…

優香
『…浮気したら、バチコンやからね。』

大輔
『…するわけないだろ…』