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BLACK WOLF~調教~
第2章 深紅
「舞さんの彼氏ってどんな人ッスか?ちょっと想像出来ないんスけど~」

「…それ、どういう意味?」

白石君は目をキラキラさせながら興味津々と言わんばかりに私の彼氏の事を聞きたがっている、が

どうやって説明すればいいんだろう、黒埼さんの事。


"普通だよ"とか?…いや、黒埼さんは全然普通じゃない。

一応、超がつくほどのお金持ちだし、ルックスもちょっと怖いけどイケメンの部類だろうし。

だからって"どうしようもないダメンズ"なんて嘘は着きたくないし。

…黒埼さんの事を説明しようと悩んではみたが黒埼さんを表現する的確な説明文が思い浮かばない。


「何と無くの予想ですけど…、ぶっちゃけ超の付くダサ男とか?」

「はぁ?何で…」

白石君の予想に思わず意表を突かれてしまった。

な、何なの、そのダサ男って…。

「だって、舞さんっていっつもシンプルなファッションじゃないですか?トレーナーにジーンズみたいな」

白石君とはよくシフトが被る。

だから出勤も退社もほぼ同じ時間。

制服に着替える前の私の服装も何度も見られている。

制服に着替える更衣室は男女に別れてはいるが…、そんな細かいところまでよく見てるなぁと思わず感心。

「今日だって、黒のハイネックのセーターとジーンズでしょ?二十歳ちょっとのお姉さんにしては地味ッスよね~?彼氏に合わせてるんでしょ?」

汚れを知らないかのようなキラキラした目。

言葉の端々にトゲがあるようには聞こえるが、悪気がないだけに怒るに怒れない。


…そういう白石君の私服は、ジーンズにチェーンをじゃらじゃらつけて、上は派手な色の服の重ね着。

お洒落そうでも一歩間違えればダサい、派手なファッションだ。


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