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BLACK WOLF~調教~
第2章 深紅
私の私服がダサく見えるのは白石君が派手すぎるからだと思うが…。

そんな事、口が裂けても言えない。

…黒埼さんなら死んでも着ないようなファッションだ。


黒埼さんと白石君…、黒と白で全然タイプが違うし。




「セーターにジーンズって別に普通でしょ?シンプルだし」

「まぁ、そうですけどぉ~」



本当は、これも黒埼さんからの言いつけなのだ。

いくら出勤前で制服に着替えるとは言っても、過度に露出した服は禁止。

スカートや短パンなんて以ての他。

派手なものは身に付けずなるべくシンプルな服装でいること。


…って、元々露出系の服なんて持ってないし、この寒いのに露出するわけもない。

スカートだって、ロングスカートすらダメだと言われてるし。

飲食店なんだからアクセサリーも付けたりはしないのに、いちいち厳しいんだから。

しかし、その条件を飲まないと外に出して貰えないと思ったしそんな派手なファッションも好きじゃないから渋々承諾したけど。


「…ダサ男とかそんなんじゃないけど、束縛が厳しいの」

「へぇ。例えば?」

「例えばねぇ…」



年下の18歳の男の子に恋愛相談なんて、相当参ってるのかな、私。

でも、歳は違えど黒埼さんと同じ男の子だ。

18歳と言えば立派な男性だ。

黒埼さんと暮らすようになってからは外部の男性と話す機会なんてなかったし相談すら出来なくなってた。

年下でちょっと頼りない部分はあるけど、男性としての意見を聞きたい。

「た、例えば服とか、仕事の事とか…」

「あー、"あれは着るな"とか"○時までには帰って来い"とか"メールは絶対返せ"とかッスか?」

「…まぁ、その類い」



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