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BLACK WOLF~調教~
第3章 金色
「た、確かに…、私の負けですけど…、白石君には何もしないで下さい!」
「あ?」
「お願いですっ!他の事なら何でもしますっ!だから…」
被っていた蒲団で胸元を隠しながら上半身を起こし身を乗り出して必死に黒埼さんに懇願した。
私のせいで白石君が…。
白石君の人生が…。
「あのな、舞」
「お願いしますっ!白石君は何も悪くないんですっ!」
何かを言おうとする黒埼さんの言葉を遮って必死に許しを乞う言葉を連ねた。
"約束は約束だ"とか、そんな理屈で丸め込もうとするに決まってる。
洗脳…、麻薬のような黒埼さんの言葉に耳を傾けないように必死に…。
「お願いしますっ!おねが━━━━━」
「いやー、嬉しいなぁ。舞さんがそこまで俺の事に必死になってくれるなんてwww」
…へ?
突然、背後から聞こえた場違いな明るい声。
その声と言葉には聞き覚えがあった。
え…?
今の声って…、まさか…
恐る恐る後ろを振り返ると…
「どうも^^」
「━━━━━きゃあああぁぁぁぁぁっ!!」
黒埼さんと向かい合う私の後ろにいたのは、笑顔の白石君。
思わず悲鳴を上げてしまい慌てて布団にくるまり肌を隠した。
恐らく白石君の位置からだと私の背中や腰回りの肌は丸見えだったはず。
「ったく。人の話は最後まで聞け」
呆れたような黒埼さんの声が布団越しに聞こえた。
「あ?」
「お願いですっ!他の事なら何でもしますっ!だから…」
被っていた蒲団で胸元を隠しながら上半身を起こし身を乗り出して必死に黒埼さんに懇願した。
私のせいで白石君が…。
白石君の人生が…。
「あのな、舞」
「お願いしますっ!白石君は何も悪くないんですっ!」
何かを言おうとする黒埼さんの言葉を遮って必死に許しを乞う言葉を連ねた。
"約束は約束だ"とか、そんな理屈で丸め込もうとするに決まってる。
洗脳…、麻薬のような黒埼さんの言葉に耳を傾けないように必死に…。
「お願いしますっ!おねが━━━━━」
「いやー、嬉しいなぁ。舞さんがそこまで俺の事に必死になってくれるなんてwww」
…へ?
突然、背後から聞こえた場違いな明るい声。
その声と言葉には聞き覚えがあった。
え…?
今の声って…、まさか…
恐る恐る後ろを振り返ると…
「どうも^^」
「━━━━━きゃあああぁぁぁぁぁっ!!」
黒埼さんと向かい合う私の後ろにいたのは、笑顔の白石君。
思わず悲鳴を上げてしまい慌てて布団にくるまり肌を隠した。
恐らく白石君の位置からだと私の背中や腰回りの肌は丸見えだったはず。
「ったく。人の話は最後まで聞け」
呆れたような黒埼さんの声が布団越しに聞こえた。