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料亭『満月』
第1章
彼女は逃げようとしたが、後ろから抱きかかえた。
手を振りほどこうとするが、男の力には敵わない。
肩にあごを乗せた。
髪からだろうか、肌からだろうか、さっきより濃い柑橘系の匂いが鼻腔に入る。
耳元に低い声で囁いた。
「今、君は要望に応えられるよう最大限の努力をする、と言ったじゃないか?」
ひとつの膨らみを前から覆い、揉んだ。
「いや! やめてください!」
体を振って抵抗する。
「あの言葉は嘘だったのかね?」
「専務、それとこれとは話が違います」
「そうか、やっぱり……君が努力ができないというのであれば、君のところから買えないな……」
「そ、そんな……ひどい……」
手を振りほどこうとするが、男の力には敵わない。
肩にあごを乗せた。
髪からだろうか、肌からだろうか、さっきより濃い柑橘系の匂いが鼻腔に入る。
耳元に低い声で囁いた。
「今、君は要望に応えられるよう最大限の努力をする、と言ったじゃないか?」
ひとつの膨らみを前から覆い、揉んだ。
「いや! やめてください!」
体を振って抵抗する。
「あの言葉は嘘だったのかね?」
「専務、それとこれとは話が違います」
「そうか、やっぱり……君が努力ができないというのであれば、君のところから買えないな……」
「そ、そんな……ひどい……」