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料亭『満月』
第1章  
「専務、また、そんなご謙遜を……それでは専務……今回の件は……うちということで……」
三谷が揉み手をして私を覗き込む。
「うん、君のところとは去年からの付き合いだが、君もうちのために良くやってくれてるし、満足している。社長には君のところを推すと言っておくよ」
「ありがとうございます! 専務! 本当にありがとうございます! 早速あとでうちの社長に報告します。社長も大変喜ぶと思います」
三谷が座卓に両手をつき頭を下げた。
隣の仁科もつられるように、そのままの姿勢でお辞儀した。
三谷は顔を上げると仁科に言った。
「さ、仁科君、専務にお注ぎして」
そのときだった。
三谷がスラックスのポケットに手を入れ、携帯電話を取り出した。
着信があるようだった。
「すみません、専務、ちょっと失礼します」
そう言うと慌てて襖を開け出ていった。
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