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* 花音’s short story *
第4章 ◆ episode3 ** 藤枝 美羽 × 結城 恒 編
俺は若干緊張しながら、話を切り出した。
「美羽さん……こないだの話、考えてくれた?」
彼女からの返事はない。
「やっぱり、気が進まないかな」
実は……少し前に『一緒に住まない?』って話をしていて、美羽さんには、時間をかけて考えてみてとお願いしていたんだけど……。
結局、返事を待てなくて催促してしまった。
彼女が俺の方に身体を向ける。
「すごく……嬉しかったんだよ?だけど……仕事も忙しいし、今の私は自分のことでいっぱいいっぱいで……一緒に暮らしても結城くんに迷惑かけちゃうと思う」
「かけてもいいよ」
「よくないよ」
美羽さんが軽く首を振る。
そんな彼女を俺は抱き締めた。
「美羽さん……こないだの話、考えてくれた?」
彼女からの返事はない。
「やっぱり、気が進まないかな」
実は……少し前に『一緒に住まない?』って話をしていて、美羽さんには、時間をかけて考えてみてとお願いしていたんだけど……。
結局、返事を待てなくて催促してしまった。
彼女が俺の方に身体を向ける。
「すごく……嬉しかったんだよ?だけど……仕事も忙しいし、今の私は自分のことでいっぱいいっぱいで……一緒に暮らしても結城くんに迷惑かけちゃうと思う」
「かけてもいいよ」
「よくないよ」
美羽さんが軽く首を振る。
そんな彼女を俺は抱き締めた。