この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
あなたは休日、どんな風に過ごしているの。
あなたは、どんな女のひとが好き。
あなたは私を-どう思ってる?
頭に思い浮かぶのは全部、彼が答えてくれないものばかり。
でも私、そういう事しか知りたくない。
私は、そういう事だけを知りたいの-。
唇を噛み締めた時。
泉夏の右手からペットボトルが滑り落ちた。
アスファルトの上を転がり。
何回かを緩く回転し、やがてそれはちょうどふたりの中間で止まった。
「あ…」
拾わなきゃ-泉夏が緩慢に歩み寄るよりも先に近付いたのは、准教授だった。
しゃがみ込み、自らが持っていた本を地に、代わりに彼女が落としてしまったペットボトルを拾い上げる。
少し砂がついていたのか、軽く手で汚れを払い、泉夏に向けて差し出した。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ