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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
引き寄せられた拍子に、泉夏は思わず両手を胸元から離してしまった。
故に、無防備なふたつの膨らみは、秀王に完全に密着する形となった。
恥ずかしさは襲ってきたが、少なくともこうして抱かれている以上は、彼の目に晒される事はない。
とりあえず、泉夏は彼の為すがままとなっている事にした。
「…冷たくなってる」
どきどきしながら大人しくしていれば、肩に触れていた彼の手は背中に移動した。
なんでもないその動きさえ、何も着てない今はかなりの刺激となる。
泉夏は漏れそうな吐息を辛うじて呑み込んだ。
背を数回、秀王の手は往復した。
「ごめん。寒い思いをさせてた」
-布団に入ろうか。
気遣う秀王を、泉夏が遮った。
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