この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
覚えているに決まってる-あなたが教えてくれた事、全部。
あなたも覚えていてくれた事が嬉しい-私に教えてくれた事を。
「…先生は、いつも早起きなんですか?」
当たり障りのない質問を必死に探す。
彼の返答に気を良くし、泉夏の頭はさっきまでよりも回転が早くなっていた。
二度目はないかもしれない。
それでもいい。
だけど-祈るような気持ちで問いかける。
「まあ、そうだな…最近は」
「お仕事、忙しい…?」
「まあ、そんなとこだ」
彼の隣りには決して並ばず。
誤解されて彼が困らないように。
でも彼の背中から離れ過ぎもせず。
適度な距離を保ちながら、泉夏はついていく。
それすらも嫌がられるかな-覚悟はしていた。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ