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桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
けれど。
ついて来ないで欲しいとは言われなかった。
歩調が速まる素振りもなかった。
それどころか寧ろ自分に合わせるように、最初よりも歩くスピードが弱まっているようにすら思えた。
ただの自惚れ。
ただの気のせい-言われてしまえば、それまでだけど。
先生と出逢って半年。
私、今が一番、幸せ-。
「…訊いても?」
「はい?」
再び話しかけられて、泉夏は驚きに瞬いた。
「さっきの、気を悪くしてないかと」
「さっきの?」
「…爪の事だけど」
「え、どうして…?」
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