この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「そんな余裕を持てたら、どんなにいいだろうと思うけど。実際は訊きたい事なんて沢山。知りたい事は全部。嫉妬なんてとっくにしてる。でも、そんなみっともない姿は見せられない…どうにかなんでもない風を装っている」
繋いだ手に力が籠る。
「泉夏はさ、俺がもしも訊いたら答えてくれる?それとも、男らしくないって呆れるかな?」
「なにを…?」
「泉夏が俺に訊いてきた事を、俺が泉夏に訊いたら」
-みんな教えてくれる?
間近で問いかけられて、泉夏は視線を泳がせてしまう。
彼女の反応は、予想の範囲内だった。
「泉夏の前では出来るならかっこいい男でいたい。だから、問い質すような真似なんかしない。『いなかった』って言って。『何もなかった』って、そう言って」
-それだけでいいから。
囁いた秀王の唇は泉夏の唇に重なり。
耳朶に触れ。
首筋に触れ。
鎖骨へ触れ。
胸元を自在に這い。
晒されたままの乳房の先端に口付けた。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ