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桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
今日もいない。
空のベンチを横目に通り過ぎる。
あの日は神様がくれた特別な一日-改めてそう思う。
次の日も朝早くに登校した。
次の日も。
またその次の日も。
でも。
あれからどんなに早朝に行こうが。
昼休みに覗いてみても。
一度だって彼には逢えない。
たまたま早くに出勤してきた彼が、たまたまあの場所に座り、それを本当に偶然私が見付けたに過ぎない。
同じ大学にいたってこの広い敷地内、逢えない日の方が確実に多い。
用事もないのに、研究室の建物までわざわざ行く事も出来ない。
週に一度、講義の間だけ。
大勢の学生の中の一人と准教授の関係。
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