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桜の季節が巡っても
第3章 恋慕の秋
「ね、これからみんなでカラオケ行こうって話してたんだけど、泉夏も来るよね?」
外から、カフェテリアがある建物の中に入る。
「カラオケかあ…」
期待はしていなかったけれど傷心には違いないので、泉夏はいまいち気が乗らない。
カフェテリアに向かい、荷物を置いていた場所まで行くと、既に今日の授業が終わった同じクラスの学生達が十人近く集まっていた。
「あ、泉夏!」
その中の一人が彼女を見て声をかけた。
「行こ!待ってたよ」
「あ…うん」
行くのを前提で話が進んでいるので、既に断り辛い状況となっていた。
付き合いも大事だよね-泉夏は従う事に決めた。
兄に連絡してとくか-スマートフォンを手にする。
「麻衣。私、家にラインするから先に行ってて。すぐに追いつくから」
「了解」
椅子に一旦座り、素早く文字を打ち込む。
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