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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
そんな時間を一番、大事にしてくれた。
私といる時間を一番、大切にしてくれた。
快楽に溺れるのはいとも簡単だけど、そうしないでいてくれた。
でも最後は、ふたりで求め合ってしまったけれど。
だから結局、時間がない中での初めての交わりになってしまったけれど。
もっと沢山。
もっともっと。
あなたに愛してもらいたかった。
あなたと愛し合いたかった。
それが偽りない本音。
でもきっと、一晩中抱かれていたとしても、同じ事を思ってた。
同じように、時間が足りなかったと思ってた。
あなたと過ごす甘美な時は瞬きをする間の如く、過ぎ去ってしまう。
それならば。
長くても、短くても、変わりがなかったのならば。
残り少ない時間、長いそれに負けないくらい、濃密なあなたとの時間にしたい-。
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