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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「せんせい…私、今凄く幸せなの」
-先生も、そう思ってくれている?
あまりにも不安げな顔を向けられ、秀王は息を呑む。
一瞬、自分が何を訊かれているのか理解出来なかった。
彼女がこんなにも恐々自分に尋ねてくる理由が、全く分からなかった。
秀王が何も言えずにいると、泉夏は愁いを濃くした。
「私…気持ちがいいの。もうだめって思うくらい、凄く気持ちがいい。先生も…そう思ってくれてる?」
-私が相手で、先生はそう思えてる?
十も年下で。
美人じゃない。
自慢出来る身体つきでもない。
振り撒けるほどの色気があるわけでもない。
こんな自分でも人並みには興奮してもらえて。
ちゃんと快感を与えられているのだろうか。
今更のように思ってしまった。
自分はこんなにも幸せで、こんなにも心地良いけど-本当に?
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